基礎が必要なとき

東京都昭島市上川原町宮の森ピアノ教室
はたけやま　ゆみこです
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基礎について
「基礎がついている」状態ってどんな感じでしょう。
ハノンの音階がすごい速さで弾けたら？
ツェルニーなどの練習曲がすらすら弾けて、先生にマルをもらったら？
恥ずかしながら、わたしも習っているときは思っていました。
「この練習曲が弾けたら、テクニックがついて、どんな曲も弾けるように。。」

練習曲ばかり弾いていたときもありました。確かに素晴らしい速さで完璧に近く弾けるようになって、「はい合格ね。　次は。。」
そのうち「なんか違うなー」と思い始めました。「合格」をもらう瞬間は最高！嬉しい！。あとはひたすら出来上がりを目指して練習です。目的は「先生にマルをもらう為」「上手くなる為」「きれいに弾けるように」
私は子育てを機に練習時間がとれなくなって、今までの練習曲中心のたっぷりこってりの練習ができなくなって、はじめて「弾きたい曲のために弾くなら、出来上がる過程すら楽しいんだ」という気持ちを味わいました。
そして「基礎」は特定の教材ができたら終わりというものではなくて、曲のなかで思うように表現できることが本当の基礎ではないかと思うようになりました。
♪　♫　
だから宮の森ピアノ教室の生徒さんには「弾きたい曲を弾けるようになるため」という、楽しい目的でピアノに向かってほしいな。まずは自分が喜ぶために弾いてほしい。基礎はそういうためにあると思っています。
過去記事→がんばる？　ピアノ教室を始めたきっかけ
　　　　→宮の森ピアノ教室・教室名ネーミングの由来

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