世界三大ピアノ ベーゼンドルファーピアノを使用
ベーゼンドルファーピアノとは?
世界三大ピアノと言えば、世界最高峰ブランドである、スタインウェイ&サンズ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインの3つのブランドを指します。
ピアノのストラディバリウスとも言われます。
三大ピアノの1つ、ベーゼンドルファーピアノは音楽の都ウィーンで作られたピアノで、オーケストラを思わせる豊かな響きが特徴です。
伝統工法によるピアノ職人達の手によって、1台1台丁寧に作られ、創業以来約190年間という長い歴史のなかで5万台程度しか生産されていない、芸術色の強いピアノです。
透明感のある柔らかで色彩豊かな音色、特に「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きは、ピアノ全体をひとつの楽器と感じられるような、演奏者自身にとっても至福の響きで、名だたるピアニスト達にも根強い人気があります。
また、その繊細な印象とは裏腹に、激しい演奏にも耐えられる強靭さで、「手加減なく表現できるピアノ」としてフランツ・リストの信頼を獲得した逸話も有名です。
ベーゼンドルファーピアノとは?
ベーゼンドルファーピアノは音楽の都ウィーンで作られたピアノで
オーケストラを思わせる豊かな響きが特徴です。伝統工法によるピアノ職人達の手によって、1台1台丁寧に作られ、ピアノの芸術品と呼ばれています。透明感のある音色、柔らかで色彩豊かな音色は、名だたるピアニスト達にも根強い人気があります。
ピアノ全体ひとつの楽器と感じられるような、演奏者にとって至福の響きです。
なぜベーゼンドルファーピアノをレッスンで使用するのか?
国内の子供向けのピアノ教室で、三大ピアノを使用してレッスンを行う先生は少なく
中でも累計生産台数の少ないベーゼンドルファーでのレッスンはほとんどない、と思います。
多くの場合、アップライトピアノと呼ばれる縦型のピアノ、国産のグランドピアノ、電子ピアノでのレッスンとなります。
理由としては、
①単純にコストの問題
②基本的タッチの身についていない段階で乱暴な弾き方をされると楽器が乱れてしまうこと
③幼児期から最高峰のピアノに触れても価値がわからないのではないかという考え方
等があるかもしれません。
でも、当教室では、逆に幼少期にこそ「本物に触れる経験」を大事にしてあげるべきだと考えています。
本物に触れた時の感覚を、言葉では表現できなくても、
子供達は、すべての身の回りの物事や経験をスポンジのように吸収しています。
「音を聴く感性の基本は6歳までに養われる」とよく言われます。
この時期に、本物のピアノの音を聴く機会に恵まれた子供達は、
次に訪れる5歳~9歳くらいまでのいわゆる「ゴールデンエイジ」の時期に、
驚異的な吸収力と再現力で、自ら能力を伸ばしていきます。
もちろん、ゴールデンエイジには個人差がありますので、その年齢を過ぎてしまったからといって
始めるのに遅いということは全くありません。
小学校高学年でゼロから始めて、数年であっという間にショパンまで弾けるようになってしまう生徒さんもいらっしゃいます。
その子その子の内側に「やってみたい!」という気持ちが芽生えたときこそが、
むしろ本当の意味での「ゴールデンエイジ」ではないか、と経験上感じています。
もし、お子さんから一言でも「ピアノやってみたい」という言葉が出た時には、
ぜひ一度体験レッスンにいらしてください。
表現力の差
演奏には何よりも表現力が重要であることは、音楽に携わる方であれば誰しも感じておられるところと思います。
では、表現力はどうしたら身につくのか。
表現力とは、まず「微小な差異を感じとる能力」、そして「その差異を自らの感性というフィルターを通して再構成し、相手に伝えることができる能力」です。
例えば素晴らしいピアニストの演奏を聴いて感動し、「自分もあんなふうに表現したい、自分だったらもっとこんなふうに弾いてみたい」と思っても、いきなり同じように再現することはできません。
「こう弾いたらこうなるんだ」「じゃあこう弾いたらどうなるだろう?」といった微妙な違いを試行錯誤していく中で、表現力は磨かれていきます。
その微妙な違いに応えてくれるピアノが必要になります。
子供達の中から湧き出る感性を、必要に応じてすべて表現できる楽器が、ベーゼンドルファー等の三大ピアノです。
絵の具に例えるなら、国産のピアノの音色が約30色だとすると最高峰のピアノは約100色。もしかすると無限かもしれません。
弾けば弾くほど、ピアノを弾くことが大好きになるピアノです。
ひとりひとりの個性を輝かせる、世界でひとつの音色を奏でる経験、「自分は美しいものを生み出せる存在なんだ」という感覚を、一人でも多くの子供達に共有してほしいと思っています。